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共同配送化による物流コスト削減

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お客様の概要と課題

お客様の概要

  • パソコン周辺機器メーカー2社
  • 各メーカー独自に小売店・量販店物流センターへの納品を実施
  • それぞれで物流センターを構築・運営している

課題

  • 経済状況の著しい変化
  • 製品価格競争の激化
  • サーチャージ制度の適用(燃料高騰)、輸送費用高騰
  • 労働力不足による人件費の高騰
  • 企業や消費者における環境意識の高まり

分析事項と明らかになった問題点

分析事項

  • 分析方法
    • データ分析、ヒアリング、現地視察
  • 分析項目
    • 輸配送状況、軒先条件、センター内作業など

問題点

  • ほぼ納品先が同じである
  • 納品先より受けている軒先条件についても同様
  • 車両の積載効率が悪い
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改善策と成果

改善案

共同配送による効率化を実現し、物流コストを削減する

共同化すべきポイントの設定と段階的移行

  • 短期的対応
    • 貸切配送車両の合わせ積み
  • 中長期的対応
    • 指定曜日による共配(曜日偏差の考慮)
    • 大型物流センターへの共配
    • 都市部におけるエリア共配
    • 変動性運賃(容積単価)への移行
    • 共配システムの構築
    • 物流センターの共同運営

成果

短期的対応

  • 運賃の削減
  • CO2削減率28%

中長期的対応

  • 更なる運賃の削減
  • 荷役作業の効率化
  • 物流センタースペースの圧縮
  • 更なるCO2削減効果 

本プロジェクトについては月刊ロジスティクス・ビジネス(LOGI-BIZ)にて弊社の担当コンサルタントが執筆した詳細記事がございます。こちらをご覧ください。

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