NX総研が、サプライチェ-ンマネジメント教育プログラムの提供を開始 ~日立ソリューションズ東日本と連携し、製造業・物流業界のSCM人財育成に貢献~
株式会社NX総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:廣島 秀敏、以下NX総研)は、株式会社日立ソリューションズ東日本(本社:宮城県仙台市、取締役社長:小玉 陽一郎、以下日立ソリューションズ東日本)が提供する、実践型サプライチェーン・ビジネスシミュレーション研修の提供を2022年10月より開始したことを発表します。
コロナ禍、地政学リスク、円安など、多くの企業でサプライチェーンマネジメント(SCM)の重要性がいっそう増しています。
製造業では、原材料調達のコスト上昇やリスク管理、需要に応じた仕向地・消費地へのタイムリーな供給等の観点で、物流業界では、ひっ迫するコンテナ輸送の需給、EC普及による取り扱い貨物量の増加に対する人手不足等の観点で、サプライチェーン全体の見直しや効率化が必要不可欠になっており、特にサプライチェーンマネジメント(SCM)を担う人財の育成が急務となっています。
また、日本におけるサプライチェーンマネジメント(SCM)の教育は、高等教育機関における知識習得機会が限られ、企業内での教育もOJT中心という実態も多いのが現状です。教育実施形態も、関連業務間の繋がりや影響、組織横断的な合意形成、戦略に沿った財務情報やKPIに基づく意思決定など、サプライチェーンマネジメント(SCM)の本質的技術習得機会が不十分な場合もありました。
こうした背景のもと、日立ソリューションズ東日本では、「社員の経営スキル(例:迅速な合意形成と経営判断)を向上したい」「サプライチェーンマネジメント(SCM)の知識を習得したい」「全体最適の視点から判断する意思決定業務を経験させたい」などのニーズに応え、オランダInchainge社と契約を締結し、同社が提供する実践型SCM・サプライチェーン経営人財教育プログラムThe Fresh Connection(以下、TFC)を日本国内で2019年より展開しています。2022年9月9日現在までに、56社657名が受講しており、Inchainge社が開催する世界大会では、日立ソリューションズ東日本がTFCの提供を開始して以来、上位に日本企業が入賞する等、多くのお客様の人財育成に貢献しています。
NX総研は、2020年に同ビジネスシミュレーション研修を受講後、対外的な研修提供の検討・準備に着手。2021年に日立ソリューションズ東日本の支援のもと、複数名が対象ビジネスシミュレーション研修の認定講師資格を取得後、講師育成のためのTrainer Challengeプログラム、各種研修を通じた講師育成に取り組み、サービス提供開始準備を進めてきました。
更に、2022年春には、NX総研と日立ソリューションズ東日本は、都内有名私立大学関係者、パートナー企業関係者も含む産学連携の体制の下、対象となるビジネスシミュレーション研修の参考書とも位置付けられる、「ビジネスゲームで学ぶサプライチェーンマネジメント」の出版にも当たり、研修プログラムの前提知識を補完可能な知識基盤の整備を推し進めてきました。
以上の人財育成及び参考書籍の整備も踏まえ、NX総研では、2022年10月より、NXグループ向けに対象ビジネスシミュレーション研修の提供を先行開始し、2023年度以降顧客に対する研修提供を予定しています。さらに、2025年度には、年間20社(仮)への研修プログラム提供に当たり、NX総研のコンサルサービス、NXグループの物流サービスとの相乗効果創出を目指します。
物流領域におけるコンサルテーションに強みを持つNX総研が、日立ソリューションズ東日本と連携し、サプライチェーン・ビジネスシミュレーション研修を提供することで、効果的・効率的なサプライチェーンと事業運営を実現するサプライチェーン人財、高度な物流人財の育成に貢献してまいります。
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株式会社NX総合研究所 広報担当
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株式会社日立ソリューションズ東日本
マーケティング・コミュニケーション本部 広報担当:小野
E-mail:hse-info@hitachi-solutions.com