事例11共同配送化による物流コスト削減
お客様の概要と課題
お客様の概要
- パソコン周辺機器メーカー2社
- 各メーカー独自に小売店・量販店物流センターへの納品を実施
- それぞれで物流センターを構築・運営している
課題
- 経済状況の著しい変化
- 製品価格競争の激化
- サーチャージ制度の適用(燃料高騰)、輸送費用高騰
- 労働力不足による人件費の高騰
- 企業や消費者における環境意識の高まり
分析事項と
明らかになった問題点
分析事項
分析方法
データ分析、ヒアリング、現地視察
分析項目
輸配送状況、軒先条件、センター内作業など
問題点
- ほぼ納品先が同じである
- 納品先より受けている軒先条件についても同様
- 車両の積載効率が悪い
改善策と成果
改善案
共同配送による効率化を実現し、物流コストを削減する
<共同化すべきポイントの設定と段階的移行>
短期的対応
- 貸切配送車両の合わせ積み
中長期的対応
- 指定曜日による共配(曜日偏差の考慮)
- 大型物流センターへの共配
- 都市部におけるエリア共配
- 変動性運賃(容積単価)への移行
- 共配システムの構築
- 物流センターの共同運営
成果
短期的対応
- 運賃の削減
- CO2削減率28%
中長期的対応
- 更なる運賃の削減
- 荷役作業の効率化
- 物流センタースペースの圧縮
- 更なるCO2削減効果
本プロジェクトについては月刊ロジスティクス・ビジネス(LOGI-BIZ)にて弊社の担当コンサルタントが執筆した詳細記事がございます。こちらをご覧ください。