事例7ピッキング方式の見直しによる物流効率化
お客様の概要と課題
お客様の概要
- お客様はコンピューターメーカー(パーツセンター)
- 大口顧客への配送が多く、トータルピッキングを採用している
課題
- 出荷時に仕分けスペースが商品で溢れてしまい、方面別仕分け作業に多大な労力(人、時間)を費やしている
- 多くの人を投入しているにも関わらず、作業指示待ちで待機している作業員がいる
分析事項と
明らかになった問題点
分析事項
- 仕向地別出荷数量分析(箱、Piece、パレットなどの単位別)
- 顧客別配送日数および出荷数量のABC分析
- 仕分け作業場所レイアウトの検証
問題点
- 大口顧客への一括(パレット、箱単位)配送以外に、Piece単位での出荷が全体の20%を占めていた
- 仕分けスペースでPiece単位の製品をピッキングしているため、商品探しに時間が掛っている
- 仕分けスペースで箱から必要なPiece数を抜き出すため、歯欠けの箱を誤って出荷してしまうことがある
改善策と成果
改善案
- Piece単位出荷作業をトータルピッキングからオーダーピッキングに変更することをご提案
- ピッキング方式の変更に伴い、保管レイアウトの一部に中量棚を設置
- 仕分けエリアでの商品探しを極力減らすことで作業時間を短縮
成果
- 物流トータルコスト 約10%の削減
- 仕分け作業効率を向上させることで、パート・アルバイトの人員数を削減、誤出荷の低減
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物流センター内改善事例
輸配送ネットワーク改善事例
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