事例6保管商品変更による物流効率化
お客様の概要と課題
お客様の概要
- お客様は日雑商品メーカー
- これまで工場倉庫に商品を保管してきたが、在庫増に伴い 周辺の外部倉庫を利用せざるを得ない状況
課題
- 工場倉庫と外部倉庫の移動量が急増
- 移動はムダであるという問題意識は高いが、具体的な実行策が必要
分析事項と
明らかになった問題点
分析事項
- 外部倉庫保管の利用決定ロジックの聴き取り調査
- 工場倉庫内の保管商品のパレート分析
- 工場内の商品別保管量の再計算
- 周辺倉庫の設備調査
問題点
- 工場倉庫内に低頻度品が滞留し、逆に外部倉庫保管品が高回転化している実態を数値把握
- 固定ロケーションで保管しており、ロケーションサイズと必要在庫量にギャップがある
- 外部倉庫に移動ラック設備があるものの、ラックの開閉に時間がかかり、活用されていない
改善策と成果
改善案
- 低頻度品を移動ラックを持つ外部倉庫に集中保管し、工場倉庫にスペースを生み出す
- 工場倉庫に保管する商品の適正保管量を再計算し、レイアウト変更を実施
- 工場製造予定と出荷動向をモニタリングすると同時に、直近の保管量をシミュレーションするITツールを新規開発し、外部倉庫利用の意思決定を支援する
成果
- 外部倉庫への移動量 約20%の削減
- 工場入出庫作業と外部倉庫入出庫を削減
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